今週のお題「ハロウィン」
「お菓子くれなきゃ嫌がらせしちゃうぞ」の大人たち
◆職場の暗黙の了解で行われるお菓子配りが気持ち悪い
ハロウィンじゃないのにお菓子をやたら配りまくる風習ってあるんですよね。
会社にくだらない暗黙のルールがいくつもありますが
その中の一つが「お菓子配り」です。
私はお菓子好きだし貰えれば嬉しいです。
「お菓子あげるね」
「ありがとう、わーい」
で済めばハッピーですが、そういうものではありません。
お菓子配りを巡り、主に女性同士の間ではトラブルが発生することがあります。
少し前に「お菓子外し」なんてのもネットで話題になっていましたね。
小学生レベルのしょうもないことを、大人になってもやるバカがいるんです。
そのお菓子配りの闇を知るにつれて
もうこのお菓子配り禁止にしてほしいわ…と思うようになりました。
◆元職場のお菓子配りのルール
1、旅行などでに行ったときはお土産を買ってきて配る
→これはまぁ分かる。いいんじゃない?
2、体調不良で休んだらお菓子を配る
→休んだ日数によって配るお菓子の量・グレードが変わる。
この判断をミスると
「何日も休んだのに、本当に悪いと思ってるの?」
みたいなことを陰口を言われる。
3、新人は有休消化をしたときもお菓子を配る
→新人は1日の有休消化でも
「お休みありがとうございました」
と言ってお菓子を配るのを期待され、しないと礼儀知らず扱い。
中堅になるとそういったことはしなくていい。
礼儀として、新人にさせるなら皆やれよ。
4、回ってきたお菓子を貰ったら、お礼を言いに行かなければいけない
→直接配られたらその場でお礼言うけど
回されてきたお菓子もいちいち「誰からですか?」
と確認して、その人を探しに行き即日お礼を言いに行かなければならない。
5、休憩中に食べる共有のお菓子があり、次は誰の番か探り合い買ってくる
→なんとなく誰が買ってくるかを監視し合っている感じが気持ち悪い。
「いつもありがと~」「珍しいね~」に隠された攻防。
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こんな感じのつまらないルールがありました。
このルールを守らないと陰でネチネチ言われるので危険。
10人の職場ならそれでもいいかもしれませんが20人~30人となると
だいぶ面倒くさい。
全員に配るのも、お礼を言うのも。
あの人にまだ渡してない~とか
あの人にお礼言わなきゃだけど席外していてまだ言えていない~とか
仕事の邪魔にしかなりません。
◆もはやお菓子配りは嫌いな人を叩くための罠
お菓子配りをみんなが善意でやっている職場はいいと思います。
それなら貰ったものにケチもつけないし、お礼を求めたりしないだろうし。
ただし、善意に見せかけておきながら
お菓子配りを利用して
気に入らない人の粗を探したり
嫌いな人を傷つけようとする輩がいるのも事実です。
お菓子外しなんかはまさにそれ。
そして
リアルな「お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ」
が行われています。
お菓子を配らなければイタズラっていうか嫌がらせの餌食。
これは罠なんです。
気をつけてください。
◆逆にお菓子配りを利用して自分の立場を安定させる
逆にお菓子配りを使って自分をよく見せることも可能です。
・みんなよりちょっといいものを配りマウントをとる
・繁忙期で周りが荒んでいるときに配る
・給料日前に配る
・お礼は「これ食べてみたかったんです~」「これ大好きなんです~」
・お菓子外しにならない程度に「人数分ないのですが、内緒で○○さんどうぞ」
こういう腹黒作戦もできます。
でもやっているうちに空しくなります。
◆そんなにお菓子を食べたきゃ自分で買いましょう
そんなわけで、お菓子配りによって発生するトラブルは後を絶ちません。
もう禁止でよくないですか?
本当にさ、お菓子欲しければ自分で買いなよ?
自分が食べたいものは自分で用意すればいいよね。
休憩用のお菓子に神経すり減らしたりするのは馬鹿げています。
そもそも、仕事中にそんなにお菓子食べるなよって思っていました。
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せっかくなのでハロウィンに寄せて。