みつかることになる

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「邱志杰(チウ・ジージエ)書くことに生きる」の感想【金沢21世紀美術館】

金沢21世紀美術館に行ってきた(2018年9月)

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9月下旬、石川県金沢市へ。

金沢の目的は21世紀美術館に行くこと。あとのどぐろ。

 

美術館までは金沢駅からバスに乗ります。

美術館までは平日200円で行けます。

あとは北鉄フリー切符が1日500円で買えます。

香林坊や近江町市場などあちこち行こうかなって方はお得です。

 

 

そして21世紀美術館

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館内に入る前に外をぐるりと一周、お天気が良ければきっといい感じでしょう。

インスタ映えしそうな写真が撮れそうです。

若い子たちが撮影会を繰り広げていました。

 

さて、中でチケットを購入するために列に並びます。

「起点としての80年代」が目的ではありましたが

せっかく来たから同時にやっていた

「邱志杰(チウ・ジージエ) 書くことに生きる」も見ていくか―。

それが、こんなに衝撃を受けることになるとは思いませんでした。
 

 

2つの企画展の共通券で一般は1700円(1つだけなら1000円で見られます。)

団体割引や学生料金もありました。

私は受付で「学生証ありますか?」と聞かれて嬉しかったです。

(マニュアルだとは思いますが。)

 平日の15時前でしたがそれでも20人くらいは並んでいました。

5~10分くらいで買えました。

 

 

◆「邱志杰(チウ・ジージエ) 書くことに生きる」の感想

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邱志杰(チウ・ジージエ)さん

1969年生まれの中国生まれの方。

 

この企画展は

期間 2018年9月8日(土)~2019年3月3日(日)

ということで最近始まったようです。

展示構成はこちらをご確認下さい。

かなりのボリュームなのですが、見どころを3つご紹介

 

1、《南京長江大橋自殺介入計画》展示室8

《南京長江大橋自殺介入計画》は、南京長江大橋における自殺に関する社会調査をもとに 2006年から始められたプロジェクトです。近年の中国美術界では、最も長期的で大規模なプ ロジェクトのひとつと言われており、邱志杰はこの新時代の中国社会の中で、象徴的役割を持 つ建築である大橋と、それに関連した事件を深く考察し、革命や民族主義、そして現代の幹線 道路と個人の運命との複雑な関係について再考を促しています。このプロジェクトの作品は、 哲学、心理学、社会学、社会包摂など、さまざまな視点を含むのみならず、ビデオ、写真、 パフォーマンス、版画など、多岐のメディアを使って総合芸術として展開しているものです。

 

(https://www.kanazawa21.jp/tmpImages/videoFiles/file-62-404-file.pdf#search=%27%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%81%B8%E3%81%AE30%E9%80%9A%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B4%99%27 

より引用)

 

 

 

南京長江大橋は観光スポットと思いきや、自殺の名所だそうです。

 

この展示室には《チウ・ジャワへの30通の手紙》という作品たちがあるのですが

実物の大きさを見て圧倒されます。

 展示室いっぱい。

本当に橋を見上げているような感覚です。

 

一見悪趣味にも思える作品でしたが、

見るほどに細部に込められた意味を想像させます。

 

 

 

2、《邱志杰の解釈による上元灯彩図 》展示室11

個人的にはここの展示が1番良かったです。

 

展示室の入り口に作品解説が置いてあります。

私が行ったときは、場所が分かりにくいのか、読んでいる人全くいませんでした。

勿体ないぞ。

 

私も帰ってから調べていて発見しましたが、

「金陵劇場役柄の肖像」がこちらPDF

http://www.kanazawa21.jp/files/QiuZhijie/QiuZhijie_Gallery11_ja.pdf

でも読めるので事前に読み込んでいくと、より理解できると思います。

むしろこれを読むだけでもかなり面白い。

 

この展示、鬼才ってこういう人のことを言うのかと思いました。

 

 

3、《遊戯場》 展示室14

足元注意。

 

床に世界各国の地図が描かれていて

そこにガラス、金属や木の様々な大きさの球体が複数個置かれています。

その球体には国家間の対立や問題を表す単語が彫られています。

 

ぱっと見は空間として地図にいくつもの球体が転がっていて面白いし美しい。

でもそれぞれの球体を読んでいくと世界の衝突、不安定さを見てしまい

心は落ち着かない。

 

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こちらの企画展だけで2時間超えで見てしまいました。

メッセージ性かなり強めの展示でした。

1人でじっくり見るにはとても良かったです。

 

 

 

 ◆「起点としての80年代」は2018年10月21日まで!あと少し!

正直先ほどのインパクトが強すぎたのと

時間があまりなかったので、さらっと見て終わりました。

それでも一通り見るのに40~50分はかかりました。

 

舟越桂さんの作品を生で見れたのは感動しました!

天童荒太さんの小説が好きなので装丁のやつだ…と高まりました。

 

あとミュージアムショップも小さいですが楽しめます。

しっかり2つとも見たいと思う方は4時間くらい時間をとるのをおすすめします。

 

 

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私一押しの「邱志杰(チウ・ジージエ) 書くことに生きる」は

来年の3月までやっているのでぜひ金沢へ。


もう少し秋が深まると、近くにある兼六園の紅葉がめちゃくちゃきれいです。

10月~11月ならまだそこまで寒くもないのでおすすめです。

金沢すてきなところです。