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アニメ『シュタインズ・ゲート』が名作で涙…平成のオタク文化に思いを馳せる

アニメ『STEINS;GATE(以下シュタインズ・ゲート)をついに見たんだけど

あまりに面白くて2日で無印とゼロを一気に見た。

これは平成の終わりにして

私の平成アニメ史名作ランキングにランクインである。

 

◆なんかすごくオタク向けアニメっぽくない?という先入観 

 

シュタインズ・ゲート』が神アニメと謳われることは知っていた。

一作目の方は、放映当時ちょろっと見たことはあるけれど、

その時あまりのオタク向けアニメ感に

ここは踏み入ってはいけない世界だと判断した。

 

厨ニ病全開のヤバイ主人公の周りに

萌え美少女キャラが集まる展開に

つっこみが追い付かないし、黙って受け入れるにはきついと思った。

  

まゆしぃ(ヒロイン)のこともアニメを見終えた今は大好きだけれど、

初見はこの女はヤベェ…と、ぞっとした。

 

これが二次元における理想の嫁というものか。

ロリ顔の年下幼馴染で巨乳の不思議ちゃん…。

欲望の具現化。

ファンタジーか。

 

ここまであれこれ書いているけれど

結局徹夜で見ているくらいにはまった。

なので今回、私がこれまでわりと真面目に書いてきた

このブログのイメージが崩れることを覚悟で紹介したい。

 

 

◆悩みもがき苦しむ切ないタイムリープアニメ

シュタインズ・ゲート』は2011年に放送されたアニメで、原作はゲーム。

(2018年にその続編『シュタインズ・ゲート ゼロ』が放送された。)

簡単に言うと、タイムリープを繰り返す話。

映画『バタフライ・エフェクト』を好きな人はきっと好き。

アニメ『ひぐらしのなく頃に』を好きな人はきっと好き。

 

・・・

シュタインズ・ゲート』のざっくりしたあらすじ。

 

岡部倫太郎という大学生が主人公。

岡部は大学生でありながらド級厨二病

自分のことを「狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真」と名乗り

痛い言動を連発しつつも

友人の橋田至と幼馴染の椎名まゆり(まゆしぃ☆)と3人で

おかしな発明をしながら平和な日々を過ごしている。

 

そんなある日、岡部は脳科学を研究している天才少女・牧瀬紅莉栖と出会う。

しかし、その出会いからまもなく

牧瀬は何者かに襲われ死体となっているのを岡部は発見する。

 

牧瀬の死に動転し岡部は橋田至にメールをしたところ、

突如めまいにおそわれる。

 

そして意識を取り戻すと、

死んだはずの牧瀬が生きている世界があった。

 

しかしその世界の変化に気が付いている者はいない、

過去が改変されたことを覚えているのは岡部だけだったー

 

・・・

 

こんな感じで始まっていき、

過去が変わると未来に変化が起きる

未来を変えるために過去に戻る

そんなお話。

 

 

◆拒否反応を押し殺し、第3話まで我慢すればきっと夢中になる

冒頭でも書いたけれど

このアニメ本当に面白いんだけれど

第1話の時点で「あ…これ無理かも…」となりかねない。

 

特に普段そんなにアニメは見ないなぁーなんて層は

拒否反応を起こしてしまうかもしれない。

厨二病ネットスラングを使いまくるオタク、萌え…

キャラクターの個性の強さに

くじけてしまいそうになるけれど頑張ろう。

 

岡部の言動は痛すぎるけれど、よく聞いてみてほしい。

声優は宮野真守さんだ。

宮野真守さんといえば

DEATH NOTE』の夜神月

桜蘭高校ホスト部』の環先輩

『デュラララ‼!』の正臣

機動戦士ガンダム00』の刹那くん

妖狐×僕SS』の残夏

などなど、かの名作で素晴らしき役を演じている超人気の声優さんだ。

岡部が痛すぎるのは宮野さんの演技力の高さ故…

初めは岡部のキャラがきついけれど、そのうち癖になるはず。

 

とにかく3話まで見てほしい。

そしたらキャラクターにも慣れてくるし

初めはわけわからなかったストーリーも展開していく。

多分そこからは一気にのめりこめると思う。

 

◆女でもときめく魅力的な美少女キャラクターたち

男性向けのゲーム、アニメ故に

あらゆる属性の美少女たちが集まってくる。

天然、ツンデレ、ボーイッシュ、男の娘、メイドさん、お姉さん…

 

そして彼女たちは最高に可愛い。

私は鈴羽ちゃん激推しである。

ネタバレになるので説明はしないけれど、無印とゼロを両方見たら

もう鈴羽ちゃんのことを応援せざるをえない…。

 

男性キャラにときめく部分はほぼないけれど

(岡部もダルもかっこいいシーンたくさんあるけどね…)

女性キャラにきゅんとする場面は盛沢山だ。

 

 

◆アラサーには懐かしきオタク文化が描かれた、平成の名作アニメ

シュタインズ・ゲート

原作ゲームは2009年、

アニメ一作目は2011年に放送。

結構昔の作品だったりする。

ゼロ年代オタク文化がそこにある。

2019年になって見ると胸が熱くなるんだ…。

ひとつの時代の記録なのです。

 

ついこの間、オタクっていう存在が昔と今じゃずいぶん変わった、なんていう

記事を目にした。(どこで見たか覚えていない;)

多分10年前と比べると確かにその輪郭は柔らかくなっていて

世間に受け入れられるようになってきたからオープンにしやすくなった。

それは多くの人が生きやすくなったと思うし良かった気がする。

 

こういう空気が変わるまで

キモイ、痛いって嘲笑われながらもあり続けた愛の強さを思ったよ。

 

・・・

この連休暇を持て余している人も、暇ではない方もいかがでしょうか。

 

現在はU-NEXTで見られます。