みなさんは職場の人から連絡先を聞かれた時教えていますか?
私は、業務上の緊急連絡先として電話番号だけは教えていましたが
LINEやメールアドレスを教えたくない派でした。
付き合いが悪いと思われがちなこの行動ですが
教えたくない側にも言い分があることを、どうにか分かってほしいと思い
この記事を書いてみました。
連絡先を教えないからといって
あなたたちのことは嫌いなわけではないんです。
それも誤解しないでほしいところなんです。
◆連絡先を教えたくない理由
1、プライベートと仕事を分けたい
自分の休日と仕事を完全に切り離したい、という人もいます。
休日でも急ぎではない仕事の相談や確認をしてくる人がいると、ストレスを感じます。
連絡先を教えると勤務時間中に済ますことができることが、プライベートに侵入してきがち。
これが仕事大好き人間や、仕事もプライベートも分けない主義の人にはなかなか通じなくてつらい。
2、過去に連絡先を教えてトラブルになった経験がある
過去に連絡先を教えて嫌な思いをした経験があると慎重になります。
私も過去にもやもやするできごとあり、それでかなり慎重になりました。
・会社に連絡するべき、仕事の遅刻や欠勤の連絡を個人の携帯にしてくる。
それ会社に連絡するべきなのに「伝えておいてください」と言ってくる。
たまたま私が携帯を見ていなかった日に、連絡が伝わらず無断欠勤扱いになり、
後日文句を言われる…。
・退職した人からの連絡。会社を退職した人からこまめに連絡が来て今の様子を聞かれる。辞めた人にそんなに話すことじゃなくない…?
・わけのわからん紹介や勧誘をされる。
・BBQや飲み会の誘いがつらい。断るのも誘ってもらったのに申し訳ない…という気持はある。でも断り続けると、付き合い悪いと言われる。
などなど。
3、LINEやメール自体が好きではない、返事が面倒くさい
そもそもLINEに疲れているパターンもあります。
家族や友人とのLINEすらも煩わしいと感じている人もいます。
ただでさえ仕事でメールがあほみたいに毎日来るのに疲れているのに、
これ以上どうでもいいようなやりとりをしたくない。
あとは電話すればすぐ決められて一瞬で終わるようなことを、いちいちLINEで駆け引きや探り合いみたいな真似をするのが効率悪い。
4、職場の人と関係を近づけたくない
これは職場の人が好きではない、という残念なパターンです。
できる限り仲良くなりたくない、関わる機会をなるべく削りたい。
中には合わない人もいますからね…。
◆LINEを教えたくない時の精一杯の抵抗
基本的には連絡先なんか教えたくない、でも「嫌です」とは言いにくい。
そんなときに使うフレーズを紹介。
逆にこんなフレーズを使われたら察してあげてください。
・「LINEしていないんです」
→「LINEしてない」はやや苦しい言い訳ですが頻繁にかかわる人でなければどうにか通用します。
・「ちょうどやめようと思ってて…。なんか色々あって、疲れちゃったんですよね…」
→聞いた方が気まずくなるような返し。
・「返信とか忘れちゃうこと多いんですよね、それでも良ければ…」
→事前に既読スルーしますよ、というジャブ。
返信しなくても何も言わないでね?という意味。
・「今電池切れているので、また今度教えてください~」
→忘れてきたパターンも使えます。
◆聞く側も、断る余地を残してほしい
そして、当たり前に連絡先を聞いてくるタイプの方へ。
色んな考えの人がいるので
「聞かれたら教えるのが当然」
と思わないでほしいのです。
お互いがちょうどよい距離感でいるために
関係をこじらせないために断るパターンもあるので
そこをどうか理解してほしく思います。