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日商PC検定文書作成2級に独学1ケ月で合格したので勉強法まとめ

 以前日商PC検定データ活用2級は一か月勉強すれば受かるという記事を書きました。

www.mitsukaruko.net

データ活用の方は真面目に1か月勉強すれば余裕で受かります。

しかし、文書作成の方は微妙です。

データ活用は問題がパターン化しているけれど

文書作成は何が出てくるか読めないです。

 

ただ、独学で1発で受かるには受かったので参考までに

学習方法を反省を含めメモしていこうと思います。

私の場合は大体試験の1か月前に勉強を始めて

平均すると1日1時間×20日間の勉強量でした。

 

 

 

◆テキストは『日商PC検定試験文書作成2級完全マスター』1冊

2級の試験は

知識問題15分、実技問題40分です。

知識問題・実技問題ともに100点満点中70点以上で合格となります。

 

私が今回使用したテキストは1冊。

データ活用の勉強で使用したものと同じシリーズです。

日本商工会議所日商PC検定試験文書作成2級完全マスターー合格のコツがわかる問題集』

こちらのテキストには知識問題100問

実技問題が3題

自動採点機能付きの模擬問題が2題

サンプル問題が1題

収録されています。

 

 

◆独学の方法~1日1時間×30日間で計画をたてよう

1日1時間勉強時間をとれれば20日ほどで合格は見えるかと。

 

①1日目:試験の概要を熟読

1日目:テキストの説明文、試験の概要をきちんと読む。

解答のコツなども面倒くさがらず読みましょう。

 

②2日~5日目:知識問題を4周して完璧に覚える

2日~5日目:知識問題を1日1周する。

分からなかった部分は解答を読む、調べる。

知識問題の時点で不合格になるのは論外なので

覚えれば答えられる問題は完璧に覚えましょう。

③6日~11日目:実技問題を解答の見ながら手順通りに解く

※かならず解答通りの手順で解くこと、自己流厳禁

6日~11日目:1日60分×6題

④12日~15日目:実技問題を解答を見ずに解く+採点

※かならず採点を厳密に行うこと、採点機能使える部分は使う

12日~15日目:1日60分×6題

 

ここまでやって15日間。

ここまでくれば合格圏内は見えてくると思います。

 

⑤16日~21日目:知識問題+実技問題で(時間を計りながら)もう1周

16日~21日目:1日60分×6題

 

⑥22日~30日目は最終確認&予備日

実際1日1時間を1か月継続って地味に難しい。

サボる日もでてくると思うので余裕をもって計画しています。

 

日商PC検定文書作成2級独学の注意点

 

私もそうですがExcelよりもWordの方が馴染み深く感じる方が多いのではないでしょうか。卒論なんかもWordを使って書いたのではないでしょうか。

 

私はテキストを購入し知識問題は丸暗記しました。

実技の方はさらっとテキストをみたところ、こんなの余裕だわ、と思いました。

自分の知っているやり方で文書を作成し、見た目はそれっぽい文書は完成しました。

テキストの解答と見比べても見た目はできているっぽい。

 

しかし、採点機能を使ったら減点されまくり。

え?うそでしょ?

なんでなんでなんで?

 

テキストの解法通りに解いたら点数は上がりました。

このテキストの実技科目合格のコツにこんな文があります。

問題文に指示されていないのに、余分な空白を入れたり、改行したり、読点を追加したりすると減点の対象になる可能性があります。元の文書の指示されていないところは、勝手に変更しないようにしましょう。

目に見える部分だけでなく、目に見えない空白や改行も採点の対象となります。(p.67) 

 一方で

問題文の具体的な指示だけが問題ではありません。(中略)問題文の指示だけでなく、一般的なビジネス文書の規則に従って作成する必要があります。(中略)

このように、問題文や解答ファイルから問題文に具体的に明記されていない裏指示を読み取ることが必要です。(p.68)

 つまり、

余計なことはするな、ただし、問題文の裏指示を読み取れ 

ということなのです。

そんなこと言われても…という感じなので

とにかくテキストの言うとおりの解法を頭にたたきこみます。

「初めは自分なりに考えて解いてみよう♪」なんてのは

1か月しかない中では無駄です。

 

 

◆問題は何が出てくるか運次第なので気負わずに

これだけ勉強して、テキストもばっちりという状態でも落ちる可能性はあります。

それは運が悪かったと思いましょう。

私が受験した時も初めて見るような問題でした。

この文章要約してください、みたいなどうやって採点するの?って問題もあります。

 

ただ、基本的な

書式の変更、罫線、インデント、図形、改ページ、ビジネス文書のフォーマットなどを確実に抑えていけばぎりぎり合格は狙えると思います。

 

あと、要注意なのは会場のパソコン環境の確認です。

2010で勉強したのに会場のが2007だったりすると残念なことになるので

申し込みの際注意。

また、画面設定も違う可能性があるので心構えを。

会場で事前に設定直せるか試験官に確認するのがベスト。

勝手に触って不合格にならないように注意です。

 

参考になれば幸いです。