みつかることになる

31歳で仕事辞めた話や、本の話など雑記ブログです

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個人的な昔の話、小学生の頃に声をかけてきた男の人

 最近読んだ「地球星人」や「私のたしかな娘」で思い出すことがある。

 

大人の男の人と、少女。ロリコン

そんな言葉を聞くたびに小さく心臓が跳ね上がる気がした。

もう20年近く昔のことなのに、ずっとぐるぐると

罪悪感が残っている。 

 

本の影響もあって

今日はそのことについて、一度整理してみようと思いました。

有益な情報は皆無です。

ただの個人的な話。

 

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私が小学校5年生の時、友達のAちゃんと近所の公園で遊んでいた。

すると大学生だという男の人が「一緒に遊ぼう」と声をかけてきた。

その男の人はマコトという名前を名乗った。

苗字はもう覚えていない。

見た目は細身の普通のお兄さんだった。

気持ち悪いとか、危険な感じはしなかった。

実家は別の県らしく、話すとイントネーションが違った。

私たちはそれに興味津々で、面白くて真似をした。

よく喋る人だった。

一緒に鬼ごっこをしたのを覚えている。

 

私とAちゃんは近所以外の公園にも行っていた。

月曜日は○○公園、火曜日は△△公園のように。

1週間後、近所の公園に行く日が来て、そこに行くと例のマコトくんがいた。

「一緒に遊ぼう」

と言われて、また遊んだ。

しばらくこの公園にこなかった理由を聞かれて

色んな公園に行っている、と伝えると

「一緒に行きたい」

と言われた。

 

私たちは年上の友達ができたのが嬉しくて

それからも一緒に遊んでいた。

 

そんな時に学校で先生に私たちの住む町内の子が呼びだされた。

最近大人の男の人と遊んでいる小学生がいると学校に連絡があったらしい。

「知らない人と遊んじゃいけない」

と言われた。

私たちはその小学生が自分たちであることは分かっていたが黙っていた。

もう友達だから知らない人じゃない。

そんな風に思った。

 

一応注意されたばかりなのでAちゃんとも相談をして

「公園は飽きたからしばらく行かない」

とマコト君に伝えた。

私とAちゃんは公園に行かなくなった。

 

しかし数日後Aちゃんに声をかけられた。

「昨日マコト君に会ったよ」

「公園に行ったの?」

「帰り道に会って、家に遊びに行く約束した。みつかるこちゃんと一緒に行くねって言ってある。」

 

Aちゃんはマコト君にずいぶん懐いていたし、無邪気だった。

私も大人に見つからないところで遊べばバレないからいいかな、と思った。

私もAちゃんもマコト君も同じ町内に住んでいた。

Aちゃんに連れられて行ったマコト君の家は、私とAちゃんの学校からの帰り道にあった。

 

マコト君の家、と言われていったのは一人暮らしのアパートだった。

マコト君の家ではゲームをしたりおしゃべりをして過ごしていた。

私たちはマコト君の家は学校の帰り道だと話した。

それから、マコト君は待っているようで、

アパートの前を通ると出てきて声をかけてきた。

だからマコト君の家に行って遊んだ。

断ってもしつこくされることもなくて

ただ次の日も誘ってくるだけだった。

なんとなく、私もAちゃんも2人の時だけしか行かないという約束をした。

 

それだけだった。

 

優しいお兄さんだったという記憶しかない。

 

秋になり、小学校の運動会があった。

私の親は来ていないので、AちゃんとAちゃんのお母さんと昼食をとる約束をしていた。

保護者席で2人を探していると、運動会にマコト君がきていた。

瞬時にマズイと思った。

一緒にいるところが見られたら注意されるかも。

私は気づかれないように移動をしようとしたら

私を呼ぶAちゃんの大きな声が聞こえた。

私たちの元にマコト君が来た。

Aちゃんは前に先生に注意されたことも忘れたのか、大きな声で話をしている。

そんな私たちを見る大人の目を覚えている。

 

その後私たちはAちゃんのお母さん、先生から事情聴取をされた。

家に遊びに行っていたことがバレて、めちゃくちゃ怒られた。

私たちは普通に友達と遊んだだけだと主張した。

大人が言うようなおかしなことはなかった、と記憶している。

なんでこんなに怒られるのか不服だった。

 

後日、マコト君は小学生女子に声をかけて家に連れ込んだということで

警察に通報されたとか、だいぶ問題になったらしい。

マコト君は大学生だったが、学校もずっと行っていなかったらしい。

色んな噂が流れた。

精神的に不安定になっていたとか

その後は実家に帰ることになったと聞いた。

 

もう運動会以来、私たちは会う事がなかった。

でもマコト君が住んでいたアパートの前を通るたびに思い出す。

 

 

一緒に遊んだだけで、なんでこんなに怒られてしまったのか。

大人になるにつれて、理解できるようになった。

昔の私は危機管理能力が全くなかったと思うし

途方もなくバカだったと思う。

こんなの殺される可能性だってあったと思う。

大人の言葉をきちんと聞いていなかった。

 

 

だけど、私は楽しかったことしか記憶にない。

 

マコト君がその後どうしてるのか。

彼がどういうつもりで私たちに声をかけてきたのか真意は分からない。

男子大学生が小学生女子を待ち伏せして家に呼ぶ

運動会を見に来る

今思えば普通とは言いきれないし

私たちを引き離した大人たちの判断は正しかったと思う。

 

 

でも、ずっと罪悪感が残っている。

この出来事について人に話したことなかった。

当時を知る人も、マコト君がいなくなってからはその名前を出していない。

私も話してはいけないのだと感じていた。

ただ、そうするほど

彼が本当は変質者で悪い人だったということにされているような気がしていた。

 

 

あの時、偏見に晒されたマコト君は、今はもう40歳くらいなのだろうか。

どうか真っ当に幸せになっていてくれたらいいなと思う。

 

 

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