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「獣になれない私たち」1話を見て感想を書かずにはいられない

◆10月10日水曜日22時スタート「獣になれない私たち」

 

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ついに始まりました…。

今期のドラマで最も楽しみにしていた「獣になれない私たち」

キャストを見ただけで

ガッキー、松田龍平黒木華田中圭 …

これは見るしかない!

そして脚本は「逃げ恥」の野木亜紀子さん。

 

もしまだ見ていない方でこのブログを見てくださった方

ぜひ見てください!

面白かったから!

第1話は見逃し配信中ですので公式サイトからご確認ください。

 

huluでも見れます。

田中圭主演の「おっさんずラブ」もhuluで配信中。

 

◆神経すり減らし器用貧乏な女・晶(ガッキー)

ガッキー演じる晶は営業アシスタントという立場でありながら

社長をはじめ同僚からも面倒ごとを回されています。

いわゆる気の利く仕事のできる人なんですが

良く言えば頼りにされていて

悪く言えばうまいこと利用されている

とにかく損をする役回り。

 

業務に追われ疲れ果てた晶はホームから線路に飛び降りそうになります。

我に返って自殺は免れましたが、リアルな話だと思いました。

いつも笑顔で、きちんと仕事してて、恋人もいて傍から見たら「幸せそう」。

それは周りの評価であって、本人の精神は実はボロボロ。

自分でも恵まれている方に属していることは理解している。

それでも

「もう疲れた」

「明日来なくていいかも」

という瞬間がきてしまうことってそんなに珍しくないことに思います。

 

これを「会社員の闇」とか「嫌ならすぐ辞めればいい」なんて感想も目にしましたが、

まるで共感しない他人事と受け止められる人を

私はとても羨ましい遠い存在のように思いました。

 

愛想笑いして、いいように使われて、損している自分が惨めで

自分で自分が可哀想になってしまう瞬間が描かれていて

それは同じような思いをしたことのある人間からすると

どこか安心してしまうものでした。

 

ガッキーが痛々しくて見ていられない…よりも

共感して、ここからどう抜けだす希望を見せてくれるのか

という期待の中見守っていました…。

 

1話のラストはちょっと光が射しました。

衣装可愛かった。

これからもあのテイストでいってほしいと思いましたが

予告でを見たら服はキレイめに戻っていた感じでしょうか?

 

あと「晶の笑顔がきもい」といった根元。

可愛いだろうが!っていうつっこみはおいておくとして、

確かにガッキーの完璧な笑顔は、すべてを上書きするほどの輝きがあり

ただならぬものを感じさせるという点ではわかります。

 

 

◆ 「ソートしてない…」あるあるすぎて新入社員に見てほしい

ただ、終始重苦しい雰囲気ではありません。

ちょっと笑いそうな共感する部分もちらほら。

 

取引先の人と、ミスのあった会議資料を差し替えるシーン。

大急ぎでやらなければいけないんですが

取引先の人がプリントして持ってきた資料を見て晶がつぶやく。

 

「ソートしてない…」

 

ほんとこれあるある。

何故そうなった…と眩暈がするような事態は往々にしてありますよね。

また、続けて資料を綴じようとするシーン。

 

取引先「ホチキスしてない」

晶「持ってます、ありがとうございます」

 

これもあるある。

こういうときに必要なものを準備してくる人と

相手先が用意しているものと思い準備してこない人って別れる。

 

あと、前半であった会食のシーン。

お酌や会計、お土産や車の手配なんかも新人がやること多いですが、

初めてのときは分からないと思うから

先輩の言う事や振る舞いをよく見ておきましょう。

これをいつまでも人に任せっきりにしないで1人でできるようになるの大事。

人に任せきってきた人は社歴長くなっても気が利かない。

 

新社会人になる皆さん、晶から学べることもあるかと。

 

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第2話が楽しみです。