◆2018年に読んだ面白かった本を紹介します
年の瀬です。
2018年にあったことを思い出しながら反省をし
来年の抱負が頭の中を泳ぎ始めています。
個人的に今年は大きな変化のあった年だったのですが
メンタル壊すことなく過ごしていられるのも、本あってのことです。
一人暮らしで近くに友人もいないような私にとっては
物語に励まされ、慰められ、守られることがたくさんありました。
そんな今年読んだ面白かった本を10冊紹介したいと思います!
順番は大体の読んだ順番なのでランキングというわけではないです。
(2018年に読んだ本なので、発売はそれ以前のものもあります。)
1、ボリス・ヴィアン『心臓抜き』
・精神科医の主人公が実験をする場所を探し、ある村に滞在することになるが、
その村では見るに堪えない悪習があった…というところから展開していく物語。
・不条理で気分悪くなりますが、それは見た方がよい世界にも思えた恥と金の話。
・心臓は抜かれません。
2、筒井康隆『虚人たち』
・数年ぶりに読み返して改めて筒井康隆に愛を叫びたくなりました。
3、ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』
・銃にも病原菌にも鉄にも興味ないけれど有名だから読んでみたら面白かった。
・大陸の特性と文明の発展のスピードの違いや伝播について、
考えてみたこともなかったので興味が湧いてすいすい読めました。
・結構同じようなことが繰り返し書かれているので頭に入りました。

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
- 作者: ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/02/02
- メディア: 文庫
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4、恒川光太郎『滅びの園』
・哀しさや切なさあれどやわらかいひかりも見た。
・恒川光太郎さん作品を2019年も知人に宣伝していきたいと思います。
5、村田沙耶香『地球星人』
・2018年出版された本で個人的に第一位です。
6、平野啓一郎『ある男』
7、天童荒太『ペインレス』
・ペインクリニックで働く主人公は心に痛みを感じない。
そんな彼女が身体の痛みを感じなくなった男性と出会うー
・読んではいけないものを読んでしまっているような気持ちになりながら。
8、マーガレット・アトウッド『侍女の物語』

- 作者: マーガレットアトウッド,Margaret Atwood,斎藤英治
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/10/24
- メディア: 文庫
- クリック: 51回
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9、中村文則『その先の道に消える』
10、西野亮廣『新世界』
・無料配信されていたので読みました。
・私は西野さんの活動を知らないでいたので、
スケールの大きさや溢れんばかりの輝きに、ただただ凄いと思いました。
(レターポットも西野さんと知らなかった…)
・何もしないでいることが勿体ないと思えた本です。
ーーーーー
以上10冊でした!
他にも素晴らしい本はたくさんありすぎて迷いに迷って10冊。
年末年始お時間のある方はぜひ1冊手に取ってみてください!