ブリュッセルを1日観光して、夕食です。
夕食をとったレストランでのできごとから
後半部分は店員と客の関係について思ったことを書きました。
過去記事はこちらです。
◆【THE MAGIC RUBENS】カルボナードの肉の存在感
グランプラスのすぐ側にある
【THE MAGIC RUBENS】というレストランで夕食。
どこで食べようかうろついていると
イーゼルに料理の写真があったのでチェック。
食べようと思っていたカルボナードを見つけ
ここに決めました。
カルボナードは牛肉のビール煮込み。
牛肉=おいしい
ビール=おいしい
つまりおいしいに違いないベルギー料理です。
テラスはそこそこ席が埋まっていましたが
店内は空いていました。
ここではカルボナードとビールを注文。
たのしみだな~と待っていると
様子のおかしい男性が入ってきます。
酔っぱらっていて他のお客さんにも話しかけたり…。
そしていつのまにか、店員さんと口論を始めました。
よりによって私のすぐ近く。
ヒートアップしてきて怖いです。
ひやひや。
店員さん2人がかりでその人を(言い方悪いけれど)追い出していました。
※乱暴とかじゃないです、話をして外に出ていってもらうってこと※
しかし、その酔っ払いはその後も店内に入ってきては出される。
なんだか帰りたい気分でしたが、注文してしまったの待ちます。
そして、料理が到着。
おいしそうな写真が撮れました!
感想は
牛肉が確かな肉である
ビーフシチューではないんですよね。
甘めな味付けです。
肉はとろとろではなく、まぁまぁ噛み応えもある。
そしてこれも肉がごろごろ入っていて量が多い。
付け合わせのフリッツもマックのポテトМサイズくらいのボリューム。
お会計は
カルボナード €16.95
SUPER8 €5.30
合計 €22.25
でした。
外食は高い。
正直、おいしさレベルで言うと普通です。
でも立地がグランプラスのすぐ近くで、席も多いので便利です。
◆日本の店員と客の関係を考える、スーパーの「お客様の声」
そういえば、あの酔っ払い諦めたのかな?と思い
ふとテラス席を見ると
今度はテラス席でまた店員さんとやりあっていました。
今回彼らが一体何で揉めていたのかは分かりませんが
日本だと店員さんの立場ってめちゃくちゃ弱いよなぁ、と思いました。
酔っ払いや理不尽な客に対しても
店員さんが下手に出てくれていたりしますが
毅然と対応して良いことなんだよな、と、この光景を見て感じました。
ーーーー
旅行に来て、お店の店員さんはフランクだったり、そっけなかったり
自由だな~と思うことがありました。
日本にいると飲食にしろ小売りにろ
店員さんに理想を押し付け過ぎてしまっているかもしれません。
私自身、コンビニの数百円の買い物ですらお客様意識を持ち
どこか店員を監視してしまうようなところがあります。
ーーーーー
話は少し変わり、そんな私でも以前から違和感があるのが
スーパーにある「お客様の声」の掲示板。
まともなこともたくさん書いてあります。
商品の要望とか、駐車場の管理とか、そういうのはいくらでも書いて
お店も改善していけば利益につながると思うしよいことだと思います。
ただ、おかしいなと思うのは
殴り書きみたいな汚い字で、汚い言葉で書いてあるもの。
「店員の○○暗い。接客向いていない」
「いつも売り切れ、早くどうにかしろ」
みたいなのがたまにあるんですよね。
あれを見ると、「うわ…嫌な客だな…」と嫌な気持ちになります。
あなたがそんなだから
対応した店員さんも笑顔になれなかったんじゃない?
と思ってしまいます。
意見を述べるなら書くにしても
きちんとした言葉で書くのが礼儀じゃないのでしょうか。
私はどうしても働いている人が不憫になります。
過剰に「お客様」をふりかざして
店員さんを見下げるような言動はみっともない。
「お客様第一」を掲げる企業が多いのは結構で素晴らしいけれど
わきまえない客を、店側が相手にしないのが自然になっていくほうが
正常だよなぁと思った、という話です。

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